視覚吸引作用とは

車を運転している際に起こる錯覚は誰にでも起こります。その中でも運転中に陥りやすい錯覚として、高速道路から一般道に差し掛かる場面等で運転手は減速したつもりでも、高速走行を長時間続けたことで速度感覚に大きな誤差が生じ減速が不十分で事故に至ってしまう「スピードの錯覚」があります。高速道路から一般道へと切り替わる場面等では感覚に頼らずにスピードメーターで実際の走行速度をこまめに確認して適性速度で運転することで交通事故の防止に繋がります。また、下り勾配が続く道路を走行している時に傾斜角度緩くなる場所に差し掛かった時に上り坂と錯覚してしまいアクセルを踏み込んでしまうことで急加速をしてしまい前方の車に追突してしまう「道路形状の錯覚」があります。視覚からの情報だけを頼らずにスピードメーターの速度変化から勾配を正しく判断することで交通事故を防止することができます。また、車を運転している際に前方を走る車に追突しそうになって危険を感じたり、興味を惹かれるものを発見した時に無意識に視線が集中してしまってそこに近づこうとしてしまいます。これは人間の視覚は意識と深く関連しており、身の危険を感じるものや興味を惹かれるものに対して視線が集中してしまうことが原因となっています。これを「視覚吸引作用」といいます。もし、車を運転中に危険を感じたり興味を惹かれるものを発見した時には意識的に周囲に視線を配るように心がけることで交通事故の防止に繋がります。

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