溶け込みとの関係

自動車を運転する人なら誰もが経験したことがあろうものが、「蒸発現象」と「溶け込み」です。前者は、白や銀色などの明るい色の自動車が太陽光線に当たることで、あたかも蒸発してしまったかのように自動車の形が見えなくなってしまう現象を指します。もともと、人間の目は明るい色の物体に明るい色を重ねると、その物体の形が識別できなくなってしまうことがあります。そのため、暗いトンネルなどから出た際に、自分の前を走っている自動車が太陽光線に当たって見えなくなることがあるのです。これとは逆に、暗い色の物体に暗い色を重ねた時も、その物体の形が識別できなくなってしまうことがあります。これを「溶け込み」と言います。夕暮れ時やトンネルに入る瞬間などに起こりやすく、黒などの暗い色の自動車が前を走っている時に、あたかも前の自動車が周りの景色に溶け込んでしまったかのような現象が起こります。どちらも人間の目の特性によって起こる現象のため、完全に防ぐことはまず出来ません。最悪の場合、重大な事故にもつながりかねないため、自動車を運転する際は事前にこれらの現象をしっかり頭に入れておき、これらの現象が起きた場合に備えておくことが大切です。

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